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〒779-1510 徳島県阿南市新野町西馬場67-2
1.崩し技
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一.棒崩し ※棒倒し
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二.巻き崩し ※巻き伸ばし
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三.棒引き崩し
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四.巻き込み引き崩し
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五.おいかぶせ引き崩し
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六.指ほどき引き崩し
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七.直線引きつぶし
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八.指攻め引きつぶし
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九.手首吊り(つり)崩し
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十.寄りかぶせ吊り
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十一.寄り身指吊り崩し
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十二.寄り身平手吊り崩し
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十三.肩抑さえ崩し
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十四.支え(ささえ)吊り込み返し
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2.誘い技
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十五.受け流し崩し ※くれ手
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十六.すくい倒し
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十七.誘い四方大廻(まわ)し ※大廻し
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十八.捨て身煽(あお)り崩し
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十九.瞬発手首返し ※燕返し
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3.抑さえ込み技
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二十.肩抑さえ
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二十一.平抑さえ
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二十二.押し手抑さえ
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二十三.逆手(さかて)抑さえ
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二十四.立ち抑さえ ※磐石の構え
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二十五.不動固(がた)め
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二十六.十字固め
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4.起こし技
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二十七.かつぎ起こし
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二十八.巻き起こし ※一寸引き
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二十九.突き引き起こし
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三十.突き出し小手返し
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5.極め手技
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三十一.平極め
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三十二.ねじりほどき極め
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三十三.引き落し極め
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三十四.巻きほどき極め
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三十五.引きつぶし極め
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三十六.引きひねり極め
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三十七.もみ極め | ||
三十八.九十度回転極め
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三十九.煽り極め ※神田地獄
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四十.瞬発たたき極め
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四十一.かかえ伸ばし極め
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四十二.体引きほどき極め
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四十三.瞬発出鼻極め
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四十四.三所(みところ)攻め
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6.出し技
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四十五.突き出し
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四十六.逆手突き出し
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7.中間技
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四十七.人の字受け
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8.特殊技
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四十八.一丁半
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@体を後に反る
A使用する腕と同じ側の足を前に出す
B相手に圧されている時の切り抜け方
相手に圧されている場合ですが、手首を相手側に傾けて固定することによって、以下の3つのメリットがあります。
・少ない力でその場に停滞させる
・相手の体力を奪うことができる
・休憩することで体力を回復させられる
C最強の裏技
そして最後に禁断の裏技を教えます。
これを使えば女の子でも男に勝てるとか
それは…
手を組むときに相手の親指を5本の指で掴むようにして組む
見た目的には意外と解らないです。
そして相手は親指を掴まれることによって、親指が立ってしまい手に力が入らなくなってしまいます
<写真1>
<写真2>
この写真。
よーく見比べてみるとどこかが違うのが分かると思います。さぁどこでしょう、分かりますか?
今日はこれがテーマなんです。後ほど詳しく解説致します。
アームレスリングにおいて私が最も重要視しているのは「グリップ(=握り)」です。正直な話、いくら一生懸命に腕や背中、胸などの大きな筋肉を鍛えて出力を上げたとしても、相手と直接的に触れ合う部分である「握り」のトレーニングやテクニックを疎かにすると、本来出せるはずの力の半分も出せない、と考えています。言ってみるならば、相手より体格が小さく、筋力に極端に差がない場合では、この組み手のノウハウさえ知っておけば、その試合に勝てる可能性はグンと高くなります。まず恐らくアームレスリング未経験者がアームレスリングを習い始めた初日の、そして一番始めに教わるであろう「オープングリップ」と「クローズグリップ」について解説します。アームレスリングにはこの「オープン」タイプと「クローズ」タイプの2種類の握りがあるのです。
ここで簡単な物理の問題です。
あなたの目の前に2?のペットボトルがあります。これを小指一本で押し倒そうと思います。この時に、ペットボトルの「上部」と「下部」のどちらを押した方が簡単に倒れるでしょうか?
正解は言うまでもなく「上部」ですね。高ければ高いほど物は倒しやすくなります。
アームレスリングもこれと全く同じ原理です。「高い位置」から相手の腕を攻めた方が圧倒的に勝ちやすくなります。腕が長い人と、短い人がアームレスリングをしたら、腕の長い人の方が圧倒的に有利なのはこのためです(例外があるのでまたの機会にお話しします)。では、これを踏まえて「握り」と「高さ」がどのように関係してくるのか、さっそく解説に移ります。
まずはオープングリップから説明いたします。
下の写真をご覧下さい。
右の選手の親指に注目してください。親指が他の4本指の上に位置しているのが分かると思います。「え、普通じゃない?」と思うかもしれません。そう。「普通なんです。」(笑) この握り。学校や居酒屋、職場、我々の身近な場所で勝負しているアームレスリング未経験の方たちが必ずこの握りをしています。今度、勝負している人を見かけたらよく親指を観察してみてください。もしくは自分のいつもの握りをしてみても結構です。「あ。。。」と気付くでしょう(笑) 今はこの親指が他の指と独立しているということだけを頭に入れて頂ければ結構です。これが「オープングリップ」。
続いてクローズグリップについての説明です。
まずは下の写真をご覧下さい。
右の選手の親指を見て頂くと、先ほどのオープンタイプのグリップと違い、親指が「人差し指&中指」の間にあるのが分かると思います。これがクローズグリップ。方法は簡単です。オープングリップの状態から、人差し指を親指の上に乗せるだけです!初めて見る方もいらっしゃるのではないでしょうか? ですが、実際のアームレスリングの世界では8〜9割の選手がこのグリップなんです。「ちょっと腕相撲しようよ!」と声をかけられて、相手がこのグリップをしたら、アームレスリング経験者と判断して構いません(笑) 未経験者は初めのうちはこのクローズグリップに慣れないと思いますが、しばらく練習を繰り返すとすぐに慣れてきますので安心して下さい。そしてこのクローズタイプの握りには決定的な利点があることも忘れてはなりません。それはこの後で解説致します。
さて、オープングリップとクローズグリップを解説致しましたが、では一体何が違うのでしょうか?
親指の位置が変わると何が違うのでしょうか?
それでは種明かしです!
最初の写真に戻りましょう!
これでお分かりでしょうか!
左の選手がオープングリップ。
そして
右の選手がクローズグリップ。
『高さ』が違うのが分かるでしょうか!?
そう!
『クローズグリップ』の方が圧倒的に「高い」位置で闘えるのです。
アームレスリングの世界ではよく『打点が高い』と言います。
つまり先ほどのペットボトル理論からも分かるように、高い位置で闘える『クローズグリップ』の方が有利になる訳です!
ほんの数センチの世界ですが、アームレスリングの世界では『テコの原理』が働く故に、この数センチが勝敗を分けてきます。
ほんの数センチ不利な為に、相手よりも何倍もの筋力を付けてその差を埋めなければならないのです。
このクローズグリップは突き詰めると、更に奥が深くなるのですが、それでも数多くあるアームレスリングのテクニックの中でも最も簡単に、だれでも即座に使えるテクニックですので、ちょっとした機会に試してみて下さい!